パソコンは、すでに企業にとって無くてはならないツールになっています。業務アプリケーションの端末としてはもちろんのこと、コミュニケーション手段としてのメールやWebの利用など、パソコンの利用範囲は累進的に拡大してきました。IS部門の運用負荷は、パソコン台数の増加やエンドユーザの裾野の拡大、データ漏洩やセキュリティ事故のリスク増大などに伴って、比例的に高く なってきています。
しかし、すべての運用業務が本当に最適化されているのか、コストや品質のコントロールができているのか、という仮説にたってみると、改善の機会は多く残されているのが現状であると考えられます。また、昨今ではIT全般統制への対応も迫られています。
NRIでは、この問題に対し、「運用業務のリストラクチャリング」のアプローチを取り、徹底的な現状分析と問題の特定を行ったうえで、現状批判的な視点からの業務改善計画を立案します。
PCの運用を考えるとき、IS部門とサービス提供ベンダ間での会話に終始し、改善計画の目標を見誤ってしまうことが多くあります。しかし、PCを業務で利用する当事者のユーザ部門からの要求を受け入れたうえで、IS部門の管理要件とのバランスを保つことでこそ、真のサービス向上に向けた目標を立てることができます。
その目標を達成するための業務見直しを通じて、不足している業務を追加し、オーバな業務を削り落とすことで、要求レベルにフィットしたサービスに再構築することができます。
NRIでは、これまでの運用実績をもとに、運用の改善方策の立案から、改善プロジェクトの実施、運用業務の推進までのライフサイクルをスコープにした方法論「POMP」を確立しました。本サービスの適用にあたっては、当該方法論を活用することにより、目標を達成するための活動をより短期間、かつ確実に実施することができます。
本サービスを通じて、PCの運用管理を行われている各企業様に対し、次のような価値を提供したいと考えています。